翻訳と辞書
Words near each other
・ マルタの姉マリア
・ マルタの巨石神殿群
・ マルタの旗
・ マルタの空港の一覧
・ マルタの議会
・ マルタの軍事
・ マルタの都市の一覧
・ マルタの首相
・ マルタの鷹
・ マルタの鷹 (1941年の映画)
マルタの鷹 (加藤和彦のアルバム)
・ マルタの鷹協会
・ マルタイ
・ マルタイ (企業)
・ マルタイの女
・ マルタウグイ
・ マルタケ
・ マルタケ (競走馬)
・ マルタサッカー協会
・ マルタナの丘


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

マルタの鷹 (加藤和彦のアルバム) : ウィキペディア日本語版
マルタの鷹 (加藤和彦のアルバム)[まるたのたか]

『マルタの鷹』 (MALTESE FALCON) は1987年12月5日に発売された加藤和彦の10枚目のソロ・アルバム。安井かずみとの共作による作品で、9年ぶりに東芝EMIへ復帰してのリリースとなった。
==解説==
『マルタの鷹』 は、加藤和彦がジャズに取り組み、ハードボイルドをテーマに制作したコンセプト・アルバムである。アルバム・タイトルはダシール・ハメット同名小説から採られた。本作での加藤はヴォーカルのほか、いくつかの曲でピアノを弾いており〔加藤は本作の#2, #4, #5, #8, #9でピアノを弾き、#2においてはコルネットも吹いている。〕、セッションには朋友の小原礼高橋幸宏清水靖晃〔清水は#3, #7, #10においてピアノを弾いている。〕などに加え、イタリアの作曲家でアレンジャーのカルロ・サビーナを招き、オーケストラの編曲と指揮〔加藤によれば、ダイナミックかつ繊細なオーケストラのサウンドを得るために、カルロ・サビーナのダイナミックな編曲を、パリのオペラ座のオーケストラに演奏させたという。(出典 『優雅の条件』 加藤和彦著 京阪神エルマガジン社 1991年)〕を委ねた。レコーディングは東京とパリで行われ、ミックス・ダウンはパリで行なわれた。なお、録音に使用されたマイクロフォンとイコライザーはヴィンテージの機材が用いられている。
後年加藤は 『マルタの鷹』 を失敗作と見なしており、「ハードボイルドの感じを出そうとしたんだけれども、ジャズと結びつけたのは無理があった」 〔出典 『エゴ 加藤和彦、加藤和彦を語る』 加藤和彦・前田祥丈著 スペースシャワーブックス 2013年〕と語っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マルタの鷹 (加藤和彦のアルバム)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.